”Stay hungry, stay foolish” (ステイ・ハングリー、ステイ・フーリッシュ)
 2005年米スタンフォード大学の卒業式で行ったアップル創業者スティーブ・ジョブス氏の、「伝説のスピーチ」の中で、締めくくりに発せられた言葉です。
 
 様々なメディアでも紹介され、YouTubeにも公開されている動画なので、一度は聞かれたことがある方も多いと思います。
 
 私も何回か視聴した記憶がありますが、コーチングを真剣に学ぶようになって、あらためてこのスピーチを聞いてみますと特に「うんっ!?」と印象に残る箇所があります。 

 
3つ目のトピックでジョブス氏が自らの”死”について語る以下の部分です(日経新聞HPから。YouTubeでは9:10頃~)。
https://www.youtube.com/watch?v=RWsFs6yTiGQ

原文)
...for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself: "If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?" And whenever the answer has been "No" for too many days in a row, I know I need to change something.
 
(訳)。・・・その日を境に33年間、私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしているのです。「「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」と。「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです。
 
 スピーチの巧言にではなく、コーチングの観点から、少なくともビジネスにおいて成功者であるジョブス氏どのような、マインドであるか(本心で語っていたというのが前提ですが)に興味を持って聞いていました。
 
 そのような興味のスクリーニングで、上記の箇所を聞きますと、このセクションを貫くテーマとスピーチの言葉通り 「ゴールの設定をとても大切にしている」と共に、「後悔のない”選択”」の大切さが含まれいるように思えます。
 
 私たちは皆、日々何らかの選択を繰り返して生きています。 現在の自分が置かれている状況が望ましく無いと思う時に、「あの時こうしておけば、今はこんなことになってはいなかった」と自分を責め、後悔する人は多いような気がします。
 
 しかし、この後悔には正当な根拠がありません。
 
 なぜなら、私たちは常に不完全な情報の中から決定しなくてはいけません。なので、絶対に正しい選択は不可能です。

 そして、過去において、「こうしておけばよかった!」と気づくのは”現在”の自分が意識する評価です。 過去にはその選択肢はなく、だからこそそれを選べなかったわけです。
 
 ということは、「すべての現在は過去にベストの選択を繰り返してできたベストの結果である」ということです。
 
 とすると、後悔が生まれる(後悔の根拠として正当である)のは、「その選択がベストだったか」というよりは、「主体的な意思で選んだ選択であったか」ということになります。 
 
 エフィカシーが低く、「
なんとなく他人に進められた、常識だから盲目的に従った、本心ではないけども人の目を気にして選んだ」から期待通りにならかかった事柄に対してやりきれない後悔がうまれるのではないでしょうか。
 
 そういう意味で先ほどの言葉を感じていると、「人生のゴールも、そこに至る決断も自分自身がするんだ。その積み重ねが後悔の無い人生になるんだ。(常にゴールの選択と更新に対して、"Stay Hungry "  常識や他人の目を気にした判断に人生を縛られるな "Stay Foolish ")」という、とてもハイエフィカシシーなマインドがよく現れているように聞こえます。
 
 もし、過去の行動に対する記憶に悩んでいる方がいたら、過去の出来事を少し楽観的に考えてみてください。

 現在の自分が過去の解釈を決めています。 そして、何よりも未来に対して自分の”WANTO”で選択をしていきましょう!

<お知らせ>
 コーチングフェスタで、たくさんの個性的なコーチから、自己責任のゴールに向けて人生を変えるエネルギーを感じていただければ幸いです。

▼9月3日緊急開催!コーチングフェスタ2017▼
http://aoyamacoach.com/coachingfes2017-0903/

 何かの事柄に関し、責任の所在を明らかにするという意味で、「自己責任」という言葉が使われます。


 コーチングでも「やりたいことだけをやりましょう。だだし自己責任ですよ」という表現がよく出てきます。


 この「自己責任」という言葉、なんとなく、相手を突き放すような、冷たい言葉に感じたことはありませんか?


 単語の意味は文脈全体との関係で決まりますので、その言葉の運用者がどういう意図で使うかによります。


 しかし、コーチング(のマインド)において、「自己責任」を相手に対して言う場合は、「将来自分がゴールを達成できるか、どうかは自分で達成することですよ」ということだけなんですね。


 これは、「自分がやったことが自分に帰ってくるのだから”因果応報”」や、「あなたが選んだことなんだから私は知りません」と言う意味ではありません。


 それどころか、例えばこれが親と子の関係だったら、「やりたいことをやったらいい。全力で手伝うし、個々のことは私が面倒をみてあげる。 でも、あなたより私のほうが先に死ぬと思うからずっとサポートはできないってことはちゃんと理解しておいてね」という意味になります。


 コーチとクライアントの間であれば、「コーチング中は100%あなたの利益の為に、持てる能力を使ってゴール達成のお手伝いをします。コーチングの期間が終わっても、強力な縁起の一部として生涯働きかける覚悟でコーチをしていますよ。 でも最後自分がどうなるかは自己責任です」と言えると思っています。


 つまり、「あなたの人生のゴール達成は、あなたの世界の結び目の中心であり、主人公であるあなたが責任を取るけど、そのあなたの世界に影響を与えている私も一緒に入っています。 だから手伝います」というのが縁起の中での”温かい”「自己責任」という言葉なんですね。


 コーチングフェスタで、たくさんの個性的なコーチから、自己責任のゴールに向けて人生を変えるエネルギーを感じていただければ幸いです。

▼9月3日緊急開催!コーチングフェスタ2017▼
http://aoyamacoach.com/coachingfes2017-0903/

 マインドの形成は、自分が心の底から望み選ぶ未来のゴールにしっかりと焦点を定め、自分自身で行いましょう。


 あなたに対する、「そんなこと無理だ」とか「これぐらいのほうが現実的だよ」という他人の評価を気にする必要はありません。


 なぜなら、他人は決して”あなた”の未来のことを知って話しているわけではないからです。”あなた”について話す内容はすべて、過去の”あなた”に対する指摘であり、評価であり、イメージです。

 
 もちろん、 良識のある親身の意見を寄せてくれる他人に感謝すること自体は良いでしょう。しかし、他人の評価は、現状を把握する目安でしかないことを忘れ、それを鵜呑みにして、”自分”の未来への潜在能力を解き放つ足枷となるセルフイメージ(マインド)を形成していけません。

  
 自分自身で形成したマインドで、自分が心の底から望むゴールに向かっているからこそ、他人が敷いたレール上でない、”自分の人生を生きている”と実感できるのではないでしょうか⁈

▼9月3日緊急開催!コーチングフェスタ2017▼
http://aoyamacoach.com/coachingfes2017-0903/

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1054082944727111&id=370109226457823

↑このページのトップヘ